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アルカリイオン水は、健康に良い?悪い?をまとめてみた

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私たちの身体の多くは水からできており、日々生きていくうえで欠かせない存在でもあります。
その水には今ではたくさんの種類があり、普段はなんとなく飲みやすく美味しいものを選んでいる人が多いでしょう。
いろいろな水があるなかで、アルカリイオン水と呼ばれる水もあります。
では、アルカリイオン水は普通の水と何が違うのでしょうか?
健康に良いのか悪いのか、詳しく解説します。

アルカリイオン水ってどんな水?

アルカリイオン水とは、アルカリイオンを含んだ水のことを指します。
pH値が9~10であるのも特徴で、私たちの身体にもプラスに作用してくれる水です。
pH値は7を基準に考え、14に近いものをアルカリ性、0に近いものを酸性としています。
私たちの身体のpH値は7.4と弱アルカリ性なので、アルカリイオン水は身体に合っているともいえます。
カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含む水でもあり、そのまま飲むだけでなく、飲みものや料理を作る際にも使用するとより美味しくなるという特徴もあるのがポイントです。

アルカリイオン水は健康に良い?

アルカリイオン水の特徴を見ていると、良い面がたくさんあるように思われます。
そこでここでは、アルカリイオン水がどのように健康に良いのか、さらに詳しく見ていきましょう。

胃腸機能を改善することができる

胃もたれなどの胃腸の症状を改善することができるのが、アルカリイオン水です。
胃の不調をやわらげ、お通じを改善できるのがメリットともいえます。
胃腸の不調を感じている人は多く、日々食事や生活習慣に気を付けている人もいるでしょう。
それでもあまり変化が見られない、胃腸がすっきりしないというときはアルカリイオン水を飲んでみるだけでも、違いが実感できます。

胃酸過多の改善

アルカリ性であるアルカリイオン水、胃に入ることで胃酸を中和する働きがあります。
胸やけや胃酸の逆流などを感じるとき胃酸の量を正常に戻してくれるため、厚生労働省においても認められています。
ただ1点、厚生労働省が認めているのはアルカリイオン水整水器で作った水に対してであり、市販のペットボトルから期待できる効果ではないことに注意しましょう。

口臭や虫歯対策に良い

アルカリイオン水は、うがいにぴったりな水とされています。
通常、健康な人の口内は中性に保たれていますが、食事をすることによって酸性に傾いていきます。
酸性は雑菌が繁殖しやすい環境であるため、口臭や虫歯になりやすくなるのです。
この雑菌たちはアルカリ性に弱いという特徴があるので、アルカリイオン水を摂取すると口臭や虫歯の対策ができます。
歯磨きができないときは、アルカリイオン水でうがいをするだけでも十分効果は期待できるのです。

美容効果が期待できるとも言われている

実証はされていないものの、アルカリイオン水にミネラルが豊富に含まれていることから美容効果が期待できるとも言われています。胃腸機能の改善によってお通じが良くなったり、肌荒れが改善されるなどの変化を実感している人もいるでしょう。
飲みすぎに注意して摂取することで、お肌にも嬉しい変化を感じられるかもしれません。水にこだわりたい、水を摂取して美容と健康を維持したいと考える人は、ぜひアルカリイオン水の情報をチェックしてみてください。

アルカリイオン水、健康に悪い面もある?

アルカリイオン水は胃腸機能の改善や美容面でのメリット、口臭や虫歯などにも良いとされていますが、一部注意が必要な点もあるので気を付けましょう。
ここでは、アルカリイオン水の注意点についてまとめました。

下痢になることがある

便秘の改善が期待できると紹介したアルカリイオン水、濃度の強いものを摂取した場合は下痢になることがあるので気を付けましょう。
刺激が強く、胃腸がびっくりして下痢を起こしてしまう可能性があるのです。
腸内のバランスを崩してしまうため、アルカリイオン水を摂取するときは濃度と飲む量に注意してみてください。

水中毒になる恐れがある

アルカリイオン水は健康面や美容面において、嬉しい効果が期待できるという情報が飛び交っています。
ここから、普段飲む水はアルカリイオン水を飲もうと考える人が多いでしょう。
しかし、飲みすぎには注意が必要です。
身体の中に多くの水分が溜まっている状態になり、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす恐れがあります。
症状が悪化するとけいれんや昏睡状態になり、最悪の場合死に至るとも言われている、恐ろしい病気です。
くれぐれも、アルカリイオン水の飲みすぎには注意しましょう。

こんな人はアルカリイオン水の摂取を控えよう

アルカリイオン水の健康に良い点と悪い点を見てきたなかで、特に以下の人は摂取を控えた方が安心です。
当てはまる人は、アルカリイオン水を飲まないようにしましょう。

赤ちゃんや乳幼児 幼い子の体液はpH値が7.4前後なので、pH値の高いアルカリイオン水は刺激が強すぎます。
下痢などの症状を引き起こす恐れがあるので、摂取は控えましょう。
薬を服用している人 薬を飲む際は、浄水が適しています。
アルカリイオン水を一緒に摂取すると、薬の効き目が弱まってしまったり、反対に強い副作用が現れる可能性があるため気を付けてください。
腎臓に疾患がある人 腎臓の病気を抱えている人は、特に濃度の高いアルカリイオン水を飲まないようにしましょう。
腎臓に大きな負担がかかり、持病を悪化させてしまう可能性があるからです。
不安なときは、医師に確認したうえで摂取すると安心でしょう。

このように、アルカリイオン水を飲まない方が良い人もいるので、飲んでみようと思っている人は該当する人が周りにいないか、自分は当てはまらないかをきちんと確認しておきましょう。

アルカリイオン水は上手に摂取することが大切!良い点と悪い点の両方を知っておこう

アルカリイオン水は、特徴を見ていると健康に良い点がたくさんあるように思えます。
その一方でデメリットもあるため、しっかり把握しておくことが大切です。
特に、幼い子どもや持病のある人は摂取を控えた方が良いので、きちんと調べたうえで利用するようにしましょう。

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